小籠包作りに挑戦してみました
先日、小籠包作りに挑戦しました。普段は料理をするものの、餃子やシュウマイなどの簡単な包みものしか作ったことがなく、小籠包は初めて。家で作れるとは思っていませんでしたが、動画やレシピを見ているうちに「これは出来るかも!」という気持ちになり、思い切って取り組むことにしました。
材料を揃える段階で、ひとつ悩みがありました。それは小籠包用の生地をどうするかということ。生地から手作りするのは面倒だったので、スーパーで売られている餃子用の皮を代用することにしました。ただ、そのままでは厚みがあるので、麺棒で1枚1枚丁寧に薄く伸ばして使いました。この作業が意外と大変で、少しでも均一な薄さにしようと頑張ったものの、不揃いなサイズや厚みの皮ができてしまい、不安が募ります。
次に、スープをゼラチンで固めた具材を準備しました。スープを固めるのは初めての経験でしたが、レシピ通りに進めたおかげで、なんとか形になりました。そしていよいよ包む工程に突入。ここからが一番の難関でした。
小籠包の特徴である美しいヒダを作るのが想像以上に難しく、試行錯誤の連続。具材とスープを皮にのせてヒダを寄せようとするものの、皮が破れたり、ヒダが全く揃わなかったり……。皮を伸ばしたときの不揃いさが影響して、形が歪んでしまうこともありました。何度やっても綺麗な形にならず、最終的には「包めればOK!」と割り切ることにしました。
完成した小籠包は、見た目は遠くからでも分かるほど不格好。しかし、蒸し上がったものを食べてみると、意外にも美味しく仕上がっていました。皮はもちもち、具材もジューシーで、スープがじゅわっと口の中に広がる瞬間には「作ってよかった!」と思えました。家族にも「見た目はともかく、味は十分!」と笑顔で言ってもらえて、ほっとしました。
今回の挑戦を通じて、小籠包の包む工程がいかに技術を要するかを痛感しました。中華料理屋さんで見るあの美しい小籠包が、どれほどの練習や努力の賜物なのかを改めて実感。
次回は、皮を均一に伸ばす練習をしたり、包み方をもっと工夫したりして、少しでも見た目の良い小籠包を作れるようにしたいです。