治そうとすると治りにくくなる?
当院では、状態の変化を基準に施術完了としています。
ですから、人によっては5分で施術完了なんていう方もいます。
時間で区切っていないとはいえ、早く終わってしまうのもなんだかなーというのもあります。
そんな時は、次の予約の方に影響がない範囲で他に気になる部分の施術を行なっています。
そんななかで、たまに二重で予約を受けてしまっている場合があります。
こんなときにいつも思うのは、状態の変化をもって施術完了としていて、よかったということです。
これが時間で区切っていたらどちらかの方に無理をしてもらう結果になってしまいます。
ダブルブッキングしなければいい話ですが・・・
これをちょいちょいやってしまうのが困るところです。
何回かやってしまって、気が付いたことがありました。
「施術は、少しの変化が見られた時点で終わりにした方がいい」
ということです。
次に来た際に
「今回はいつもより調子がよかったです」
という言葉が高確率であったからです。
人には自然治癒力があります。
ですから、施術はほんの一押し手助けする程度で十分なのかもしれません。
それを必要以上に手助けしすぎると治る働きもサボるのかもしれません。
まだまだ、分からないことが多いです。