痛みの耐性が強い人は、症状を判断基準にしてはいけない
痛みに対する耐性は個人差があります。
ある人は強い耐性を持ち、ある人は弱い耐性です。
ですから同じケガによる痛みに対して、全員が同様には反応しません。
このなかで、強い耐性を持つ人は、ケガをしたときや治りきらないうちにも通常の日常生活活動をしてしまいがちです。
重労働やスポーツ活動においても同様です。
これがケガを重症化させたり、慢性化させたり、再受傷を繰り返したりする結果になります。
ですから、ケガなど身体に問題が生じた際は、痛みなどの自覚症状だけを治った判断基準にしてはいけません。
本来の機能を取り戻したかどうかも考慮することが重要です。
痛みに対する耐性が強い人は、特に注意する必要があります。