お湯の温度と効果
目的別お湯の温度の選び方
お風呂が身体に与える効果は、お湯の温度によって違います。多くの人がちょうどいいと感じる温度は40℃前後です。
ですが、目的によっては、温度を高めたり、低めたりする必要があります。
ここでは、お湯の温度とその身体に起こる反応について記載しています。
温度 | 効果 | |
---|---|---|
高温浴 | 42℃以上 | 心身を目覚めさせる 交感神経の緊張を促す |
温浴 | 39~42℃ | 血液の循環がよくなる |
微温浴 | 37~39℃ | 筋肉がゆるみ、気分が落ち着く 副交感神経に刺激を与える |
不堪温度浴 | 34~37℃ | 血圧や心拍に変化がない カロリーの消費も少ない |
低温浴 | 24~34℃ | 身体の熱生産が始まる カロリーが消費される |
冷水浴 | 24℃以下 | 目が覚める |
湯治場のお湯の温度が微温浴になっているのは、こうした効果を目的としていたんですね。