運動における脊柱の役割
さまざまな動作や運動をする際に脊柱を意識したことはあるでしょうか。
何かの動作を行う際は、どうしても最終結果の部位に意識を集中しがちです。
- ものを掴む際の手や指の動き
- ボールを蹴る際の足の動き
などです。
ですが、最終結果の部位に動力をしっかりと伝えるためには安定した土台となる軸が必要です。
脊柱は、そんな安定した土台となる軸の役割をしています。
軸がしっかりしていると、効率のいい動き、力を発揮しやすくなります。
脊柱の優れているところは、安定性も備えながら柔軟性もあることです。
これにより、さまざまな動きや姿勢などに対応した軸の働きができるのです。
運動中に思うように動きにくい、いまいち力が入りにくいという場合、脊柱をうまく軸として使えていない可能性があります。
脊柱が安定した軸の役割をしにくくなる要因として「安定しすぎる」「不安定になりすぎる」ということが挙げられます。
「安定しすぎる」は、固くなりすぎた状態です。硬くなりすぎれば、動きのバリエーションが限定的になります。
「不安定になりすぎる」は、緩みすぎた状態です。緩みすぎれば軸として働きにくくなります。
ですから、どんな動作でも脊柱がしっかりと働けるようにケアしておく必要があります。
セルフケアする場合、そのときの脊柱の動きが正常なのかどうかを判断するのは難しいです。
そこで当院でおすすめしているセルフケアとして、ストレッチポールを使った体幹トレーニングをお勧めしています。
脊柱が安定しすぎていても不安定すぎても対応してくれるものだからです。
方法は「ストレッチポール 体幹トレーニング」と検索すると見つけられると思いますので参考にしてみてください。
よくわからない場合は、当院でもセルフケアのアドバイス、脊柱の施術も行っていますので、お気軽にご相談ください。