急性外傷・急な痛み・けが
急性外傷・急な痛み・けが
急性外傷とは、いわゆる「けが」のことで何らかの外力により筋肉や腱、靭帯、骨、関節などが傷ついて身体の各所に痛みがでたものを指します。主だったものでいえば、寝違い、ぎっくり腰、ねんざ、肉離れ、だぼく、突き指などは、「急性外傷」に該当します。
今現在お困りの症状が対象となるのかご不明な際はお気軽にお問い合わせください。
健康保険診療
けがなどの急性外傷には、健康保険が使えます。特別な理由がなければ、健康保険診療で施術を進めていきます。仕事や通退勤中のけがの場合は労災保険での対応になります。
整骨院における健康保険は、すべての症状に適用ではございませんので、予めご了承ください。
また保険の適用になった際にもよほどの理由がない限り短期間(3ヵ月以内)での終了が求められますのでご理解下さい。
- ○○年○○月○○日に負傷したと説明できるもの。(負傷後2週間以内の初受診であること。)
- どこで負傷したか【自宅 公園 体育館 路上等】負傷した時の場所を説明できるもの。
- ○○の動作 作業 運動中にぶつけた 捻った 動作痛が起きた等の負傷の瞬間、状況を説明できるもの。
- 仕事中、業務敷地内、通勤中でないこと。(労災保険適応)
- 他の整骨院、整形外科と併用してないこと。(転院は可能)
- よほどの理由がない限り3ヵ月以内までしか使えない。
- 最終来院日より1ケ月以上経過した場合には無効になる。(保険組合さんにより早い場合あり)
あおし整骨院の急性外傷施術
施術内容
通常のケガは、「炎症期」、「回復期」、「リハビリ期」という流れで約1~3ヶ月間かけて治っていきます。それぞれの時期によって、治療内容、通院頻度が異なりますので、ご理解いただいた上でご通院いただければと思います。
炎症期
通常は発症初日~1週間ぐらいの期間が炎症期になります。この時期は炎症がどんどん拡がっていろいろな症状があらわれてくる時期です。
炎症が長引くと当初悪くなかった部分までも悪くしてしまいますので、重要な時期です。
炎症を抑える効果の高い、微弱電流治療や電圧治療、必要に応じて固定を行います。強い刺激の矯正やマッサージは炎症を拡げてしまいますので行いません。
回復期
通常は発症後1週間以降~1ヶ月くらいの期間が回復期になります。この時期は炎症が治まり、悪くなった組織(筋肉や靭帯など)が修復されていく時期です。
ケガの回復の妨げになる要因を取り除いて、回復促進する時期です。
ケガの回復を妨げている要因に応じて、骨格矯正、筋肉ほぐし、コンビネーション治療、干渉波治療器、低周波治療器などの治療を組み合わせて行います。
リハビリ期
通常は発症後1ヶ月以降~の期間がリハビリ期になります。この時期はケガにより痛めた組織(筋肉や靭帯など)も修復され、弱っている組織を元の状態(強度や働きなど)に戻していく時期です。
ケガで弱ってしまった組織を元の状態(強度や働きなど)にする時期です。
骨格矯正、筋肉ほぐし、運動療法(筋力トレーニング、ストレッチなど)、干渉波治療器、低周波治療器などの治療を組み合わせて行います。
日常生活でも積極的に体を動かしていくといいですよ!
当院では患者様によりよい施術をご提供する為に、保険適用時も適応範囲以外へのアプローチと保険外の特殊施術法を用いています。
急性外傷改善のポイント
皮ふの切り傷の治り方は、
出血して→カサブタができて→内部で傷んでいる組織が修復されて→カサブタが剥げて→治る
という経過をたどります。
骨、筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の修復もこれと同じような経過をたどって治ります。
一般的に捻挫などの傷口が目に見えないケガは、痛みが軽くなった時点で治ったと思われる方がいます。
ですが実際には、軟部組織の修復は、平均で3週間程度かかり、早期の治療の中断は中途半端な状態での修復完了という結果となります。
また、この状態が季節の変わり目や気温低下などで『古傷が痛む』という状態になってしまいます。
どんな症状でも、改善基準は「症状がなくなった」ということよりも「解剖学的・生理学的に正常な状態に戻った」ということに基準を合わせることが重要です。