慢性症状・難治性症状
慢性症状・難治性症状
慢性症状・難治性症状は、筋肉や腱、靭帯、骨、関節などからの長期間の痛み、しびれ、コリ、違和感などの症状が慢性症状、その中でなかなか改善しないものが難治性症状です。主だったものでいえば、慢性腰痛、肩こり、四・五十肩、坐骨神経痛、手足のしびれ・だるさ、頭痛、腱鞘炎、ばね指、冷え性、足のむくみ、ふくらはぎの疲れやこむら返りなどが「慢性症状・難治性症状」に該当します。
発生から3か月以上続いているものはだいたい該当しているものと考えてください
今現在お困りの症状が対象となるのかご不明な際はお気軽にお問い合わせください。
慢性化・難治性の理由
なぜ、症状が長期間続いたり、繰り返したりと慢性化しているのか?
なぜ、症状がなかなか改善しないのか?
あおし整骨院では、慢性化・難治性の理由を以下のように考えています。
原因をしっかり抑えた解決法でなければ、症状が治まりにくかったり、繰り返したりします。
症状のある部分に必ずしも原因があるとは限りません。問題が別のところに現れるというケースは、様々あります。
- 腰のヘルニアで足がしびれる
- 骨盤の後ろの関節(仙腸関節)の問題で股関節や太ももの前面が痛む
- 胃の問題で背中が痛む
この他にもたくさんあります。
胃に負担をかけすぎていたことが頭痛と左の酷い肩こりの原因だったという経験があります
このようなケースの場合は、症状のある部分にだけ施術をしても、改善はみられません。まずはしっかりと検査をして原因を把握することが重要になってきます。
検査法もメジャーなものからマイナーなものまで様々あります。一般的にはメジャーな検査法だけで判断することが多いです。メジャーな検査法で異常がなければ、症状があっても「異常なし」とされたり、「様子を見ましょう」という対応が多いです。
元々簡単に治らないで長期間要する問題も多いです。このような問題では、しっかり施術していても、生活に気を付けていても、セルフケアをしていてもすぐに改善が見られないです。
- 四十肩、五十肩
- ばね指などの腱鞘炎
- テニス肘
など、半年以上、年単位での改善期間が必要なことが多いです。
このようなケースでは、自分で想定していた時期に到達しても、改善していないことから施術やセルフケアを中断してしまうことで治っていないという可能性があります。
症状が起こったきっかけは些細でも、改善には長期間必要な場合もあります。
ハムストリングスをストレッチし過ぎて、正座から立ち上がる度に膝裏が痛む症状が半年間続いた経験があります
この場合は「このぐらいで治るはずだろう」と自己判断せずに、しっかりと施術、セルフケアを続けることが重要です。
改善できない問題になっている場合です。治療すれば、なんでも治るわけではありません。
- 脳梗塞による脳性まひ
- すり減った関節軟骨・骨の変形
- 治療しなかった靭帯損傷や筋損傷部
この他にもたくさんあります。上記のような問題は、基本的には治らない問題です。
このようなケースでは、進行を少しでも抑えるようにするのが施術目的になります。
また、症状が発生してから、長時間放置していると、治らない状態に発展する問題もあるので注意が必要です。
このようなケースでは、症状が軽微だからといって、自己判断で放置せず速やかに専門機関へ受診することが大切です。
あおし整骨院で慢性症状・難治性の症状は、このようなことが単独で、または組み合わさって影響を及ぼしていることが慢性化、難治性の原因であると考えています。
慢性症状・難治性症状の施術
施術内容
あおし整骨院では、慢性症状・難治性症状の改善は、先ず根本原因の把握が重要と考えています。
- 部分的な症状でも全体的なバランスを元に評価
- メジャーな検査法だけではなくマイナーな検査法も用いて検査
- 「げんきDAS」で体質測定検査を元に評価
- 複数の理論を用いて評価
一般的な医学的な考え方だけではなく上記のようなに複合的に考えて評価することで、できるだけ精度の高い根本原因を見つけるようにしています。
原因を特定できたならば、それぞれに応じた施術を行っていきます。同じ症状であっても、原因は様々なので施術方法もその時々で違ったりします。当院がオーダーメイド施術を行っているのには、このような理由もあります。
慢性症状・難治性症状の改善において、重要なことは施術法よりも原因をいかに突き止めるかということだといえます。
いい施術法やセルフケアを知っていても使いどころを知っていないと意味がないってことですね