ぎっくり腰はクセになるの?原因と対策
「ぎっくり腰はクセになりますか?」
これは、ぎっくり腰を経験された患者様からよくいただくご質問です。答えは少し複雑で、「原因をしっかり解決できているかどうか」によって大きく変わってきます。
ぎっくり腰はなぜ起こるのか?
ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛」と呼ばれ、重いものを持ち上げたり、不意な動作をしたときに急に腰が痛くなる症状です。中には、朝顔を洗おうと前かがみになっただけで発症する方もいます。
ただし、この「ぎっくり腰」は突然起きているようで、実は体に蓄積された疲労や負担、筋力の低下などが背景にあることがほとんどです。つまり、根本的な原因があって、それが限界を超えたときに“爆発する”ようなイメージです。
繰り返すぎっくり腰は「クセ」ではなく「原因が残っている」から
ぎっくり腰を繰り返す方の中には、「クセになっているんじゃないか」と心配される方も多くいらっしゃいます。
しかし、実際には「クセになっている」というよりも、「原因が解決されないまま日常生活を続けている」ために再発しているケースがほとんどです。
例えば、仕事で重いものを持つ機会が多かったり、長時間同じ姿勢での作業が多いという方は、どうしても腰への負担が大きくなります。この場合は、職場の環境や作業方法の見直しが必要です。
また、運動不足によって筋力が低下していることが原因で起こるぎっくり腰もあります。この場合は、治療だけでなく筋力トレーニングやストレッチなどを日常に取り入れていくことが、再発防止につながります。
原因に目を向けることが再発予防につながる
痛みが治まれば安心してしまいがちですが、ぎっくり腰を「クセ」にしないためには、痛みをとることだけでなく、「なぜ起きたのか?」という原因にもしっかり向き合うことが重要です。
つまり、「結果(痛み)」だけを治すのではなく、「原因(筋力低下・姿勢の崩れ・生活習慣)」にもアプローチしなければ、本当の意味での解決とは言えません。
ぎっくり腰を完全に防ぐのは難しいけれど…
どれだけ注意していても、疲労の蓄積や睡眠不足、ストレス、寒さなど、さまざまな悪条件が重なると、ぎっくり腰になってしまうこともあります。そのような時は、「今回は運が悪かった」と割り切ることも大切です。
ただし、日頃から原因に向き合い、適切なケアや予防をしていれば、再発のリスクは大幅に減らすことができます。
ぎっくり腰の根本改善なら「あおし整骨院」へ(新潟県長岡市)
長岡市でぎっくり腰を繰り返してお困りの方は、ぜひ一度「あおし整骨院」へご相談ください。当院では、痛みを取るだけでなく、姿勢や生活習慣、筋肉の状態まで丁寧にチェックし、再発しない身体づくりをサポートしています。
「ぎっくり腰はクセになる」とあきらめる前に、一緒に根本改善を目指しましょう!