電気治療だけだったから、ちゃんと施術してもらえていないのでは?
「施術=手で触ってもらうこと」と思われている方は多く、「電気治療だけだったから、ちゃんと施術してもらえていないのでは?」と不安に感じる方もいらっしゃいます。しかし、ケガや痛みの状態によっては、あえて手技を行わないことが適切な施術になる場合があります。
例えば、捻挫や打撲、ぎっくり腰などのケガをした直後は、患部に炎症が起きています。炎症とは、体が傷ついた組織を修復しようとしている自然な反応で、「熱を持つ」「腫れる」「ズキズキと痛む」といった症状が出やすくなります。この時期に強く揉んだり、無理に動かしたりすると、傷ついた組織をさらに刺激してしまい、痛みや腫れが悪化することがあります。
そのため、炎症が強い時期には、患部に負担をかけないように安静を保ちながら、電気治療などを用いて痛みの軽減や回復を促していきます。電気治療には、筋肉の緊張を和らげたり、血流を促したり、痛みを感じにくくしたりする作用が期待できます。見た目には「機械を当てているだけ」と感じるかもしれませんが、症状の回復を考えたうえで選択している大切な施術の一つです。
そして、炎症が落ち着いてきた段階で、関節の動きを改善するための手技や、筋肉のバランスを整える施術を段階的に行っていきます。ケガの回復には、その時々の状態に合わせて施術内容を変えることがとても重要です。
痛みがあると、「早く揉んでほしい」「すぐに動かせるようにしてほしい」と思うのは当然のことです。しかし、無理な刺激は回復を遅らせてしまうこともあります。当院では、現在の身体の状態を確認しながら、安全で回復に適した施術を選択しています。不安や疑問があれば、遠慮なくご相談ください。身体の状態や施術の意味をしっかりお伝えしながら、安心して通っていただけるよう努めています。







