肩こりがなかなか改善しない理由は「硬すぎる場所」と「柔らかすぎる場所」にあります
「マッサージを受けてもすぐ戻る」
「肩だけを揉んでもスッキリしない」
このような慢性的な肩こりで悩んでいる方は非常に多くいらっしゃいます。
肩こりは単に肩の筋肉が疲れているだけと思われがちですが、実はそれだけではありません。運動力学(体の動きと力の伝わり方)の視点で見ると、肩こりの多くは
“硬すぎる場所”と“柔らかすぎる場所”が存在していること
が大きく関係しています。
肩こりは「肩だけの問題」ではありません
人の体はそれぞれの関節や筋肉が役割を分担し、負担を分散しながら動いています。
運動力学には
「動くべき関節が動かないと、別の関節が代わりに働きすぎる」
という法則があります。
肩こりの場合、特に影響しやすいのが次の部位です。
- 背中(胸椎)
- 肩甲骨
- 股関節
- 肋骨まわり
これらの部位が硬くなると、本来分散されるはずの負担が肩や首に集中してしまいます。
肩こりの原因① 「硬すぎる場所」
硬すぎる場所とは、筋肉や関節の動きが低下し、衝撃や負担を逃がせなくなっている状態です。
特に肩こりで多いのが
胸椎(背中)の可動制限
背中の動きが悪くなると、首や肩の筋肉が常に働き続ける状態になります。
肩甲骨の動きの低下
デスクワークやスマートフォンの使用が増えると、肩甲骨が外側に広がり固定されやすくなります。
この状態では肩周囲の筋肉が緊張し続け、慢性的な肩こりを引き起こします。
肩こりの原因② 「柔らかすぎる場所」
柔らかすぎる場所とは、筋肉の支える力が弱く、関節が安定していない状態です。
肩こりの場合、特に関係が深いのが
インナーマッスルの弱さ
肩関節や肩甲骨を安定させる筋肉が弱くなると、表面の筋肉が代わりに頑張り続けます。
体幹の安定性低下
姿勢を支える筋肉が弱いと、肩や首が常に体を支える役割を担うため、負担が集中します。
運動力学的に見ると、
支える力が弱い場所があると、周囲の筋肉が過剰に働き続けてしまう
ため、疲労が蓄積しやすくなります。
肩こりが慢性化する本当の理由
慢性的な肩こりは、
- 背中や肩甲骨が硬い
- 姿勢を支える筋肉が弱い
この両方が同時に存在していることが多く見られます。
そのため、肩を揉むだけでは
✔ 一時的に楽になる
✔ すぐ元に戻る
という状態を繰り返してしまいます。
硬い部分を緩めるだけでは不十分で、
同時に支える筋肉を働きやすくすることが重要になります。
肩こりを改善するために大切なこと
肩こり改善には、
✔ 動きが悪い関節を改善する
肩甲骨や背骨の動きを取り戻し、負担を分散させることが重要です。
✔ 支える筋肉を働かせる
インナーマッスルや体幹を安定させることで、肩や首の過剰な負担を減らします。
この2つが揃うことで、肩周囲の筋肉が「頑張りすぎなくてもよい状態」が作られます。
こんな肩こりは要注意です
次のような症状がある方は、体のバランスが崩れている可能性があります。
- すぐ肩が張る
- 頭痛を伴う肩こりがある
- 首を動かしづらい
- 猫背姿勢になりやすい
- マッサージ後にすぐ戻る
これらは単なる疲労ではなく、体の動きのアンバランスが関係しているケースが多くあります。
長岡市で慢性的な肩こりにお悩みの方へ
肩こりは「肩の筋肉が硬いから起こる」と思われがちですが、実際には
体全体の動きのバランスが崩れ、肩に負担が集中している状態
であることが多い症状です。
慢性化した肩こりほど、
痛みのある場所だけでなく、
- 動きが悪くなっている関節
- 支える力が弱くなっている筋肉
を一緒に整えることが大切です。
肩こりがなかなか改善しない方は、体のバランスを見直すことで、これまでとは違った変化を感じられる可能性があります。







