ケガが治ってからの筋トレの注意点
ケガをした部分が治っても、その周辺にある筋の筋力や持久力、関節の安定性と運動の協調性は崩れたままになっています。
リレー競技で例えると、ケガをしていたメンバーが治って復帰したけど、しばらくバトンパスの練習をしていないからほかのメンバーとタイミングが合わずに成績が振るわないといった感じです。
ですから、ケガが治ってからのリハビリは大切です。
ここでは、ケガが治ってからの筋力トレーニングの注意点について記載しています。
ケガが治ってからの筋力トレーニングの注意点
- 定期的に関節可動域、筋力を測定して回復状態を把握しておく
- 筋力評価は損傷部の上下の筋を含めて行う。弱い筋肉があれば、それを選択的に強化するプログラムを組む必要がある
- トレーニング実施中には、患部にストレスを与える不良姿勢、代償運動に注意する
- トレーニングの強度は漸増的に高める
- 動的な筋力トレーニングを行う際には、トレーニング前後のストレッチング、軽い負荷でウォームアップを行う