筋硬結による関節可動域制限

筋硬結とは、筋繊維に沿って存在する限局した硬いものです。筋肉内にできたしこりのようなものです。筋繊維全体にあることは少なく、ごく一部に限局していることが特徴です。圧迫するとその局所に痛みがみられます。

筋硬結は軟部組織が関係する可動域制限の原因の一つとして考えられ、無理に可動域を拡大しようとすると筋硬結部位周辺から痛みが発生します。

ですから、筋硬結が大きく関わっている関節可動域制限の場合、筋硬結を探し出すことが重要になります。

そうすることによって、痛みの発生を抑えた関節可動域改善がしやすくなります。

年齢とともに軟部組織の硬度が増し、筋硬結の部分も多く存在するようになります。

関節可動域の改善のためにストレッチをしてはいるものの、痛くて続けられない、思うように改善がみられないという方は、筋硬結の有無を意識してみると違ってくるかもしれません。

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